ブータンの映画監督であり、仏教の師でもあるケンツェ・ノルブは、ラルフ・ルゴフがキュレーションする権威ある第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展（2019年）において、招待された83人のアーティストの一人として出展を行いました。
ビエンナーレで上映されたケンツェ・ノルブのモノクロ短編映画「2118」は、仏教哲学の最も深い真理の一つに言葉もなく観客を引き込む、神秘的で瞑想的な寓話です。この映画には、僧侶やトゥルク（過去の師の生まれ変わり）など、ほぼ全員がアマチュアのキャストが出演し、製作スタッフもそのほとんどが素人でした。
ゾンサル・ケンツェ・リンポチェの指導のもとで学び、修行する仏教徒たちの世界的ネットワーク。
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